第38期 事業報告

第38期、即ち平成24年4月1日より平成25年3月31日までの事業概要について、次の通り報告致します。
  • 本事業団は設立以来、毎事業年度、東広島市内の小中学校に対して、順次、学校図書館整備充実のために必要な図書を寄贈し、教育助成事業を継続して参りました。
    この方針に基づき、第38期におきましては、東広島市内の合併による新規加入小学校14校に対し、昨年11月13日読書週間に当たって、学校図書館用図書 計 2,465冊、5,587,887円相当を寄贈致しました。
    これにより、寄贈図書の累計は78,622冊、金額にして175,683,847円となりました。また、寄付金額の累計は181,104,707円となりました。
  • 当事業団の充実発展を図るご篤志を以て、白牡丹酒造株式会社より250万円を基本財産としてご寄附戴きました。
    また、社債償還により取得価格との差664,400円を運用資産より基本財産に繰入れました。
    それにより、基本財産は327,500,000円となりました。
  • 基本財産の運用につきましては、寄附事業の原資である運営資金の充実のため、安全性を第一に考慮し、償還時元本保証の外国債券を購入運用しておりますが、アベノミクス効果により対米ドル為替及び対豪ドル為替は円安に振れております。よって、対豪ドル仕組債につきましては、予定金利(20%)を確保したことにより償還となりました。また、対米ドル仕組債につきましては、組成当時には届いておりませんが、今後次第に金利が出るものと思われます。
    よって、本年度基本財産運用利息収入は4,160,263円(前年3,580,211円 差額+580,052円)となりました。
    償還された仕組債につきましては、現在投資条件があまり良いとは言えない状況でありますが、果実なしには寄附行為が困難となりますので、随時検討中であります。

第38期 収支計算書

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