第43期 事業報告

    第43期(公益第4期)、即ち平成29年4月1日より平成30年3月31日までの事業概要について、次の通り報告致します。

  • 当事業団は、平成26年4月1日付にて『公益財団法人 嘉登屋記念事業団』となってからの4期目を終えました。本事業団は設立以来、毎事業年度、東広島市内の小中学校に対して、順次、学校図書館整備充実のために必要な図書を寄贈し、教育助成事業を継続しております。この方針に基づき、第43期におきましては、東広島市内の全中学校14校に対して、昨年11月10日の読書週間に当たり、学校図書館用図書 計3,159冊、8,394,981円相当を寄贈致しました。これにより、寄贈図書の累計は96,528冊、金額にして214,193,227円となりました。また、寄付金額の累計は219,614,087円となりました。

  • 公益財団法人化の一環としての開示義務を果たすべく、ホームページでの情報開示を目的として、財団ホームページを開設しております。現在第38期から第43期までの事業報告書等を開示し、また第44期の事業計画書等を開示しております。アドレスは【http://kadoya.main.jp/】であります。

  • 基本財産の運用につきましては、安全性を第一に考慮し、償還時元本保証の外国債券を購入運用しております。対米ドル為替及び対豪ドル為替につきましては、北朝鮮の核・ミサイル問題やトランプ政権の保護主義政策等不安定要素が多くありましたが、若干の円安に振れるだけで大きな変化は見られませんでした。このような状況の中、本年度基本財産運用利息収入は4,769,070円(前年 5,784,356円 差額-1,015,286円)となりました。

  • 平成30年4月開校予定の寺西第2小学校に対して、120万円の図書館用図書寄贈を目的とする特定費用準備金として3年間積立金を創設しましたが、本年度は利息収入が少なく積立を見送りました。よって積立額は800,000円となっております。

  • 平成29年1月12日広島県総務課公益法人グループの立ち入り調査により遊休資産が規定値より多いことが指摘されましたので、第42期に寄付行為等準備金として特定資産に5,000,000円を積み立てております。

第43期 収支計算書

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