第44期 事業報告

    第44期(公益第5期)、即ち平成30年4月1日より平成31年3月31日までの事業概要について、次の通り報告致します。

  • 当事業団は、平成26年4月1日付にて『公益財団法人 嘉登屋記念事業団』となってからの5期目を終えました。 本事業団は設立以来、毎事業年度、東広島市内の小中学校に対して、順次、学校図書館整備充実のために必要な図書を寄贈し、教育助成事業を継続しております。この方針に基づき、第44期におきましては、東広島市内の小学校14校及び、もみじ小・中学校、また、新設小学校である龍王小学校に対して、昨年11月5日の読書週間に当たり、学校図書館用図書 計 2,749冊、6,445,618円相当を寄贈致しました。これにより、寄贈図書の累計は99,277冊、金額にして220,638,845円となりました。また、寄付金額の累計は226,059,705円となりました。

  • 公益財団法人化の一環としての開示義務を果たすべく、ホームページでの情報開示を目的として、財団ホームページを開設しております。現在第38期から第44期までの事業報告書等を開示し、また第45期の事業計画書等を開示しております。 アドレスは【http://kadoya.main.jp/】であります。

  • 基本財産の運用につきましては、安全性を第一に考慮し、償還時元本保証の外国債券を購入運用しております。対米ドル為替及び対豪ドル為替につきましては、トランプ政権の対中国関税引き上げ問題等不安定要素が多くありましたが、若干の円高に振れるだけで大きな変化は見られませんでした。このような状況の中、本年度基本財産運用利息収入は5,402,309円(前年 4,769,070円 差額+633,239円)となりました。

  • 平成30年4月開校の龍王小学校に対して、図書館用図書寄贈を目的とする特定費用準備金として3年間積立金を創設しましたが、寄附に際して積立額800,013円を取崩しました。

  • 新たに令和元年11月に周年事業として読書啓発の記念講演を企画するため周年事業積立資産として特定資産に1,000,000円を積み立てました。また、寄附行為準備金に2,000,000円を積み立てました。これにより寄附行為準備金は7,000,016円となりました。

  • 本年度も白牡丹酒造株式会社より基本財産充実のため1,500,000円の寄附を申し受けました。

第44期 収支計算書

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