第41期 事業報告
第41期(公益第2期)、即ち平成27年4月1日より平成28年3月31日までの事業概要について、次の通り報告致します。
- 当事業団は、平成26年4月1日付にて『公益財団法人 嘉登屋記念事業団』 となってからの2期目を終えました。
本事業団は設立以来、毎事業年度、東広島市内の小中学校に対して、順次、学校図書館整備充実のために必要な図書を寄贈し、教育助成事業を継続しております。
この方針に基づき、第41期におきましては、東広島市合併後の新加入小学校14校及び新設の『もみじ小・中学校』に対し、昨年11月2日読書週間に当たって、
学校図書館用図書 計 2,994冊、5,995,712円相当を寄贈致しました。
これにより、寄贈図書の累計は89,681冊、金額にして198,455,691円となりました。また、寄付金額の累計は203,876,551円となりました。
- 公益財団法人化の一環として、開示義務を果たすべく、ホームページでの情報開示を目的として、財団ホームページを開設しておりますが、
現在第38.39.40期の事業報告書等を開示し、また第41期の事業計画書等を開示しております。アドレスは【http://kadoya.main.jp/】であります。
- 基本財産の運用につきましては、安全性を第一に考慮し、償還時元本保証の外国債券を購入運用しております。
対米ドル為替及び対豪ドル為替につきましては、一旦円安に振れておりましたが、現在は若干の円高となり、市場は大きく揺らいでおります。
また、日銀のマイナス金利の導入により、国債の金利が一時マイナスとなるなど、債権金利は厳しい状況が続いております。
よって、本年度基本財産運用利息収入は5,339,931円(前年 5,308,000円 差額+31,931円)となりました。
- 平成30年4月開校予定の寺西第2小学校に対して、
120万円の図書館用図書寄贈を目的とする特定費用準備金を3年間積立金を創設し本年度は500,000円を積み立てることとした。
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第41期 収支計算書