第42期 事業報告

    第42期(公益第3期)、即ち平成28年4月1日より平成29年3月31日までの事業概要について、次の通り報告致します。

  • 当事業団は、平成26年4月1日付にて『公益財団法人 嘉登屋記念事業団』となってからの3期目を終えました。本事業団は設立以来、毎事業年度、東広島市内の小中学校に対して、順次、学校図書館整備充実のために必要な図書を寄贈し、教育助成事業を継続しております。この方針に基づき、第42期におきましては、東広島市合併前の小学校 21校に対し、昨年11月9日読書週間に当たって、学校図書館用図書 計 3,688冊、7,342,555円相当を寄贈致しました。これにより、寄贈図書の累計は93,369冊、金額にして205,798,246円となりました。また、寄付金額の累計は211,219,106円となりました。

  • 公益財団法人化の一環としての開示義務を果たすべく、ホームページでの情報開示を目的として、財団ホームページを開設しております。現在第38.39.40.41期の事業報告書等を開示し、また第42期の事業計画書等を開示しております。アドレスは【http://kadoya.main.jp/】であります。

  • 基本財産の運用につきましては、安全性を第一に考慮し、償還時元本保証の外国債券を購入運用しております。対米ドル為替及び対豪ドル為替につきましては、米国のトランプ政権への移行等不確定要素が多く、円高が予測される中逆に円安に振れる等、市場は波乱を含んでおります。また昨年、日銀のマイナス金利の導入により、国債の金利が一時マイナスとなるなど、債権金利はますます厳しい状況が続いておりますと共に不透明感が増しております。このような状況の中、本年度基本財産運用利息収入は5,784,356円(前年 5,339,931円 差額+444,425円)となりました。

  • 平成30年4月開校予定の寺西第2小学校に対して、120万円の図書館用図書寄贈を目的とする特定費用準備金として3年間積立金を創設し本年度は300,000円を積み立てました。

  • 平成29年1月12日広島県総務課公益法人グループの立ち入り調査により遊休資産が規定値より多いことが指摘されましたので、寄付行為等準備金として特定資産に5,000,000円を積み立てることとしました。

第42期 収支計算書

第42期 収支計算書を見る(PDF)
▲ページの先頭に戻る